前回までのあらすじ
第1回：フレームから組み立てスタート
第2回：フレームの錆び対策とスイングアーム組み付け
第3回：リアサス組み付け
第4回：ハンドルロック分解・交換
第5回：ステアリングボトムのダストシール組み込み＆トップブリッジ塗装
第6回：フォークアウター＆ステム組み付け
第7回：フォークインナー組み付け
第8回：ハブベアリング交換
第9回：前後ドラムブレーキ分解・清掃（オーバーホール）
第10回：前後タイヤ・ホイール＆フェンダー組み付け
第11回：ハンドル取付とメインハーネスの取り回し確認
第12回：メインハーネス修復
第13回：電装部品（IGコイル・レギュレータ・CDI・リレー他）の調達＆取付け
第14回：リアキャリア・テールランプ・ヘッドライト・ウインカー等 調達＆取付け
第15回：スイッチレバー取付・メインハーネス接続
第16回：フレームアース追加～アース不良でウインカーが点灯・点滅しない～
第17回：ヘッドライトレンズ分解・リム塗装
第18回：いよいよエンジン搭載～一人ぼっちでエンジンを載せ替える方法～
第19回：ステップ＆サイドスタンド取付→スパークテスト[点火チェック]
今回の作業
開始から約２ヶ月が経過した「モンキー実車版デアゴスティーニ」ですが、いつのまにやら第20回目を迎えまして、個人的な感覚では、３分の２くらいは完了したかな…といったところです。
さて今回は、エンジン搭載時に発生したシリンダーヘッドとフロントフェンダーの干渉を回避すべく、ステーを使ってフロントフェンダーの位置を変更していきたいと思います。
これが現在の位置なので、ちょい前にオフセット（注）させればＯＫなのですが、もともとモンキーやエイプのフェンダーはオフロード感を出すために高い位置に設定されているので、ついでにちょいダウンさせてオンロード寄りにしていきたいと思います。
（注）オフセット（offset）とは、英語で「相殺する」「埋め合わせる」という意味なので、正しい表現ではないと思いますが、何となく雰囲気で感じて頂けますと嬉しいです（笑）
という訳で、色々と吟味した結果、コイツを使うことにしました。
そこそこ厚みがあって質感の良いステーを選択して、
ボルトを黒にして、さらに見える部分のナットは袋ナットを採用することで、後付け感を消していきます。
ねっ！純正でこの感じ！と言われても違和感がないと思いませんか？？
と思いきや…
ちょっと取付角度に違和感がありますね（笑）
可能な範囲で微調整して…
取り敢えずこんな感じでいかがでしょうか。
フォークがどれくらい沈むか分からないので、後は実際に走るようになってから調整することにします。
ちなみに、手元のパーツリストでは、フロントフェンダー直に取付ボルトを入れるように書かれていたのですが、
このプラ穴に直でM6ボルト止めだと、すぐにヒビ割れてしまいそうだったので、
純正部品61101-441-000
Fフェンダーセッティングカラー
258円 2個
他車種用のセッティングカラーを入れました。
今になって思えば、最初からショートタイプの社外フェンダーにしておけば良かったのですが、まさか純正エンジンと純正フェンダーが干渉するとは夢にも思わなかったので…
カブ90エンジンなど、モンキー純正よりヘッドが大きいエンジンを流用される方で、ノーマルの雰囲気に拘る方には、このＺ型ステーを使ったスライド方法は意外とオススメできそうです。
次回の作業
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フェンダーの長さが違うのは知りませんでした
FI用だったんですかね
モンキーは不思議がいっぱいですね
ゴールドモンキーの６Vと１２Vでも同じ形や違う形があって頭が変になります
HP楽しみにしております
コメントありがとうございます。
今回はキャブ車のAB27用かな…？と思って買ったのですが、Z50Jのパーツリストしか手元にないので、詳細は不明です。
あまり当てずっぽうで部品を買うのも良くありませんね（笑）
何となく形になってきたので、引き続きマイペースで進めて参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
酒井