以前にリターンライダーによるバイク事故が増えた…などとニュースに出ていたこともありますが、事故の原因というのは様々です。
その中で、スピードの出しすぎや、ライダーの判断ミスや操作ミスといった原因が表には出ておりますが、きちんと愛車のメンテナンスを行うことによって防ぐことができる事故もあると私たちは考えます。
世間では「バイク=危険な乗り物」と誤解されている部分もございますが、きちんとメンテナンスを行い、安全運転に徹すれば、バイクは決して危険な乗り物ではありません。
特に車検制度のない250cc以下のバイクにお乗りの方は、走行上の不具合がなければ、ついつい未整備のままで乗ってしまいがちです。ここは声を大にして言います「250cc以下のバイクにお乗りの皆さん!定期的に点検・整備を受けましょう!」。
バイクシーズンが到来し、久々にバイクを動かす方、愛車の状態は大丈夫でしょうか?ぜひ、安心・安全の為にも「走り出す前に点検・整備を行いましょう!」。
現状販売で未整備バイクを購入された方、個人売買やネットオークションでバイクを入手された方、「乗り出す前に点検・整備を行いましょう!」。
ご自身で点検・整備が出来る方であれば簡単作業だと思いますし、私たちの様に専門的な整備知識や整備技術を持っていない方であれば、プロのバイクショップに依頼されると良いと思います。
もちろん、多少の費用はかかりますが、安心と安全を購入すると思えば安い出費になるのではないでしょうか。
主な点検ポイント
1.足回り(タイヤ・ベアリング)
タイヤ:
磨耗・硬化度合いのチェック、空気圧のチェック、亀裂や損傷が無いかのチェック など
ベアリング:
がたつきがないかチェック など
2.駆動系(チェーン・スプロケット)
チェーン:
緩み、サビ付がないかのチェック、給油脂状態のチェック、チェーンのたわみが規定の範囲にあるかのチェック など
スプロケット:
取付ナット及びボルトに緩みがないかのチェック、摩耗及び損傷がないかのチェック など
3.ブレーキ回り
前後ブレーキ液(またはワイヤー)のチェック、前後ブレーキパッド(またはブレーキシュ-)残量のチェック、ブレーキの引きずりやディスクの破損がないかのチェック など
4.フロントフォーク
損傷・曲がり・がたつきがないかのチェック、オイル漏れがないかのチェック など
5.リアサスペンション
連結部にがたつきがないかのチェック、ショックアブソーバにオイル漏れや損傷がないかのチェック など
6.その他
・アクセルワイヤーの点検
・クラッチワイヤーの点検
・ブレーキレバー、クラッチレバー点検
・シフトペダル、ブレーキペダルの点検
・エンジンオイル量の点検
・冷却水リザーブの点検
・ホーン、灯火類の点検 などなど
もちろん、これだけではありませんし、車種や経過年数などによってもチェックすべきポイントが異なってきますので、やはり経験豊富な専門家にお願いするのが得策ではないかと思います。
取材協力店を募集しています!
実際にどのような形で定期点検を行うべきか、バイクショップでは、具体的にどの様な工程で定期点検が行われているのか、そのチェックポイントなどをご紹介すべく、取材協力店を募集しています。
ご協力して下さるバイクショップの方がいらっしゃいましたら、OFFICE M.N GARAGE 酒井までご連絡下さい。
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omng@mn-tax.jp