エンジンを再び降ろしました。

再び降ろした理由は前回の記事をご覧下さい。
右クランクケースカバーのボルトは全部で8本ですが、長さが違うのでボルトに直接ナンバリングしました(笑)

クランクケースカバーを開けると、

クラッチが登場します。

最近開けたことがある感じですね。
ん?

んん??
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え~!!!!!!!

ネジが1本落ちていました!!
腰上分解時のカムテンショナーの件といい、過去にこのエンジンを触った人は一体何を考えていたのか…全く理解できないですね。
きっとオイルフィルタースクリーンにも色々な異物があるのでしょうね…

って、こっちはキレイなんか~い!

気を取り直して、ショックドライバーでアウターカバーのスクリュ✕4本を外していきます。

そうするとロックナットが登場するので、

ロックワッシャーのツメをマイナスドライバーで起こして

プーリーホルダーとロックナットレンチでロックナットを外すのですが

鬼トルクで締まっているはずのロックナットが、軽く緩みました。

どういうことでしょう??
このエンジン、もはや何が起きても驚かないので、どんどん先に進みましょう。
ロックワッシャーを外すと、クラッチアウターが外せます。


プライマリードリブンギア(写真左)とプライマリードライブギア(写真右)の状態は、特に問題ないように見えます。
とここで、意外な事実が。

オイルポンプがキタコ(KITACO)の強化品になっていました。
キタコ社から発売されている強化品は2種類で、スーパーオイルポンプはボディに「B」打刻、ウルトラオイルポンプはボディに「D」打刻が入っているそうなので、このオイルポンプは前者だと思います。
ではではクラッチアウターを分解していきます。

クラッチスプリングを縮めてセットリングを外すと、

分解完了です。

正直なところ、フリクションディスクはズルズルであってほしかった(←フリクションディスクが原因であってほしかった)のですが、あまり悪くない状態でした。
このまま組み戻すのもどうかと思うので、一応シングルディスクの強化品に交換しようと思います。
という訳で、分解したクラッチ回りの清掃をして、今回はおしまいです。

クラッチアウターは、大量のスラッジが遠心力で外側に集まっていたので、

割り箸でこそぎ取りました。

あとは毎度おなじみのガスケット剥がし。

アーム類やオイルシールも全部外して清掃しました。

次回は強化クラッチを組んでいきたいと思います。
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