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現職税理士から税理士試験受験生に伝えたい試験科目の選び方!


税理士試験受験生の皆様、本試験まで残り3週間!体調管理に気を配りつつも、ぜひ最後の気力を振り絞って頑張って下さい!

と、税理士試験の仕組みをご存じない方のために簡単に概要をご紹介しますと…

税理士試験の概要

(1) 目的

税理士試験は、税理士となるのに必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的として行われます。

(2) 試験科目

試験は、会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目と税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択しなければなりません。)について行われます。

なお、税理士試験は科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験してもよいことになっています。

(3) 合格

合格基準点は各科目とも満点の60パ-セントです。

合格科目が会計学に属する科目2科目及び税法に属する科目3科目の合計5科目に達したとき合格者となります。

ポイントは、試験科目が選択制であるという点と、合格基準点は60パーセントとされていますが、傾斜配点になっているため、常に上位十数パーセントのみが合格する仕組みになっている点です。

そこで重要になってくるのが、試験科目選びです。

合格するための5科目のうち、会計科目は必須なので

①簿記論

②財務諸表論

は確定です。

次に所得税か法人税のいずれか1科目は必須なので、ここは迷わず

③法人税

です。

あくまでも個人の意見ですが、将来の実務のことを考えると法人税は理論的に勉強しておいた方が良いと思います。

反対に、所得税は実務に就いてから勉強すれば十分です。

そして残りの税法2科目ですが、

④消費税

は、色々と改正も多いので、基礎を勉強しておくべきです。

で、受験生の皆様が頭を悩ませるラスト1科目ですが、私が受験生だった頃は

□「相続税」は勉強しておくべき!

□ラスト1科目を「相続税」にするヤツは凄い!

□「相続税」を勉強してないヤツは実務で使えない!

□「相続税」をやらないヤツは負け犬!

という謎の風潮がありました。

しかし、いざ実務に就いてみると「相続税は経験が全て」ということが分かると思います。

つまり、ラスト1科目にボリュームのある「相続税」を無理に選ぶ必要は全くなく、ご自身が置かれている環境(受験専念or働きながら)などと相談しながら「一番合格しやすい科目はどれか?」という視点で選ぶべきだと私は考えます。

真の勉強は実務で行いますので、まずは1年でも早く試験に合格することを最優先にすべき!

これが私が伝えたいことです。

令和4年度(第72回)税理士試験

1日目:令和4年8月2日(火)

・午前9時から同11時まで 簿記論
・午後0時30分から同2時30分まで 財務諸表論
・午後3時30分から同5時30分まで 消費税法又は酒税法

2日目:令和4年8月3日(水)

・午前9時から同11時まで 法人税法
・正午から午後2時まで 相続税法
・午後3時から同5時まで 所得税法

3日目:令和4年8月4日(木)

・午前9時から同11時まで 国税徴収法
・正午から午後2時まで 固定資産税
・午後3時から同5時まで 住民税又は事業税


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