去る2022年11月6日(日)に愛知・ドルフィンズアリーナで開催された『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』のメインイベント「弥益ドミネーター聡志 vs. 平本蓮」は、平本選手の怪我により直前で契約体重が66kgから70kgに変更となった訳ですが、これを受けた弥益選手は、
「当日計量オーバーとかに比べるとよほどマシ。」
「ワーストではなかった。」
といった趣旨のコメントをされたそうです。
写真:RIZIN FIGHTING FEDERATION公式HPより(https://jp.rizinff.com/)
サラリーマン格闘家として知られている弥益選手らしい、このビジネス目線での素晴らしいコメントを受けて、今回は、仕事の「納期」について考えてみたと思います。
納期がある仕事と納期がない仕事
自営業の人でもサラリーマンの人でも、仕事の依頼や指示を受けた場合、
・納期がある仕事
と
・具体的な納期がない仕事
があると思います。
今回は前者の「納期がある仕事」についてお話しますが、私自身が最も重視しているのは後者の「具体的な納期がない仕事」です。
この「具体な納期がない仕事」を、
・いかに優先順位を付けて効率良くこなしていくか
・自ら納期を定めて依頼者や指示者にこちらから納期目安を示していくことができるか
といったことこそが、その人が「仕事のできるヤツ」なのか否かを見極めるポイントであり、私はどんな些細なことでも必ずこのポイントを見ています。
とまぁ、この話はまた次の機会に。
仕事が納期までに間に合わない場合
納期がある仕事を引き受けたが、どうしても納期には間に合わない!となったときは、早めに依頼者や指示者に報告することが大切です。
特に、自分が受け持つ業務だけで完結しないプロジェクトなどの場合には、次の作業を控えている関係者にも迷惑がかかってしまうので、判断と報告は早い方が良いです。
<ポイント>
・納期が過ぎる前に早めに報告する。
・ちゃんと「ごめんなさい」する。
・いつまでなら仕事を終えることができるかを提示する
仕事の納期に遅れる人の特徴
本人は頑張っているつもりでも、納期に遅れがちな人はどのような組織にも必ず1人か2人はいますよね?
まぁ本人に改善の意思がなければ周りはどうすることもできませんが、原因を分析することは大切だと思います。
原因1:見聞色の覇気が足りない
ワンピースを読んでいない方はすいません。。。
納期に遅れてしまう最大の原因は、想像力の欠如です。
何の作業にどれくらいの時間がかかるか、トラブルが起きた場合の臨時作業時間はどのくらいか、といったことをイメージしながらスケジュールを組んでいけば納期に遅れることはまずありません。
キツい言い方をするならば、スケジュールが甘い!ということです。
原因2:嫌いな食べ物は最後に食べる
食事においては、「好きなものから食べる派」と「好きなものは最後に食べる派」に分かれるように、仕事ができない人というのは、やりたくない仕事を後回しにしがちです。
やりたくない仕事というのは、作業時間も多くかかるものです。
たとえ無意識であったとしても、仕事の優先順位を好き嫌いで決めているようでは、「仕事のできるヤツ」への道のりは険しいものとなるでしょう。
原因3:お調子者キャラ、小心者キャラ
そもそも、その仕事を引き受けた段階で、納期に遅れることがほぼ確定しているケースもあります。
お調子者キャラで、ついつい安請け合いしてしまうパターン。
小心者キャラで、仕事を断れないパターン。
いずれの場合でも、納期に遅れた場合には関係者に迷惑がかかってしまうので、仕事を引き受けるかどうかは慎重に判断することが大切です。
仕事の納期に遅れてしまう人の対処法
原因さえ分かってしまえば対処法は1つ、その原因を取り除けば良いのです。
対処法1:追い込み馬にならない!
自分の実力に余程の自信があるのか、期限ギリギリにならないと仕事に手を付けない方が一定数存在します。
しかし、仕事に着手してみたら想定していた工数より多かったり、急な仕事が入ったりと、思うように仕事が進まないリスクを想定すべきです。
納期を守る1番のポイントは、やはり「早めに着手する」ことだと思います。
対処法2:苦手な仕事から片付ける!
自分が苦手としている仕事や気分が乗らない仕事というのは、得てしてはかどらないものです。
仕事のスケジュールは、納期、業務内容、好き嫌いなど、様々な要素を加味して優先順位を付けていくことが重要だと思います。
対処法3:仕事を断る勇気を持つ!
既に自分が抱えている仕事をこなしつつ、新たに依頼を受けた仕事を納期までに完了させる自信がない場合は、仕事を断ることも重要です。
そんなのサラリーマンには無理だよ…
と思われる方も多いと思いますが、引き受けてはみたものの、結果的に間に合いませんでした!となるより、事前に断った方が余程被害は少なく済みます。
まぁ、偉そうに色々と書いてきましたが、ここに書かれていることは全て無視して頂いても構いません。
ただ1つだけ覚えておいて頂きたいことがあります。
納期がある仕事を依頼するとき、その依頼者は、ただ単に納期に間に合うか否かだけでなく、その人がどのようなスケジュールで、どのような精度で仕事をする人なのかを必ず見ています。
早め早めに着手して、成果物の精度を高めていく時間も確保する!
これが理想です。
さてと。
つまらないウンチクを書くのはこの辺りにして、今日中に終わらせないといけない仕事があるので、そろそろ着手しますかね(笑)