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石油ファンヒーターの「換気サイン」が頻出して「E13エラー」で消えてしまう(ダイニチFW-3222NC、自分で修理)


本日は久々の「家具・家電シリーズ」です。

こちらは、我が家の石油ファンヒーター。

ダイニチ(Dainichi)の「FW-3222NC」という製品です。

今年買ったばかりで、まだ1ヶ月程度しか使っていないのですが…

運転ボタンを押して2~3分経過したところで、

「換気」サインが現れて、さらに1~2分後には

「E13」というエラー表示とともに消えてしまうようになりました。

メーカーのHPで確認したところ、

エラー表示「E13」・換気サインが点滅し自動消火した(不完全燃焼防止装置が作動)

故障診断

密閉した部屋で使用したり、部屋の空気が換気が必要な状態になると安全装置が働いて停止します。

部屋の換気を十分行っても改善しない場合は修理が必要です。

弊社まで修理をご依頼ください。

修理料金

有料修理になった場合の料金の目安です。修理を検討されるときの参考にしてください。

*弊社サービス指定店で修理した場合の参考料金です。あくまで目安としてお考えください。

*別途費用がかかる場合がございます。

*お客様が見積もりをご依頼された場合、修理キャンセルとなっても見積り料金はご負担いただきます。

とのこと。

しかし、どうもしっくりこないので、もう少し調べてみたのですが、どうも原因は「シリコーン」成分のようです。

※クリックでPDFファイルが開きます。

原因が分かれば、分解してみたくなるのが私の悪い癖(笑)

前面の2本のビスを外すと前面カバーが外れて、

遮熱版が姿を現します。

遮熱版は2本のビスと、

2箇所の爪で止まっているだけなので、

これを外してあげると、

燃焼室に到達です。

向って左側が点火装置でクルマやバイクで言うところの「点火プラグ」の役目をしているところで、右側の赤丸のところが問題の炎探知機(フレームロッド)なのですが、確かにシリコーン成分が付着して白っぽくなっていますね。

コイツを真鍮ブラシで軽く磨いてみます。

遮熱版と前面カバーを組み戻してスイッチON!

問題の症状は… ( ̄口 ̄∥)ショック …

クルマもバイクも家電も、安全面から色々なセンサーが取り付けられるようになったのは素晴らしいことですが、本体は元気なのにセンサー異常で稼働しなくなるケースが増えてしまいましたね。。。

やはり何事も「シンプル イズ ベスト」だと私は思います。

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コメント

  1. RYOKKA より:

    ありがとうございます。
    買ったばかりではありませんが、同じ現象が起こっており、灯油タンクの受け皿やら、その下を、灯油臭くなりながら掃除しましたが直らず。
    受け皿のフィルターが黒くなってきてたから、買いに行こうかと見ておりましたらこの記事を発見しました。
    説明もわかりやすく、写真もあったので私でもできました。
    点火時に音が少し大きかったのとかもなくなり快適に使えるようになりました。
    ありがとうございます

    1. sakai より:

      RYOKKAさま

      コメントありがとうございます。
      ご参考頂けましたようで何よりです。

      まだまだ寒い日が続きますが、お互いに体調管理に気を付けて過ごしましょう。

      酒井

  2. セキ より:

    同じ症状で、気化器をバラすには不安あり。
    バーナーを外して車用の液化ブタンで洗浄と気化器噴出口を同じく洗浄(というか、液ガス吹付けと拭き取り)で、燃焼時の炎は青色、バーナー加熱でオレンジになり、エラーはなくなりました。

  3. キキ より:

    同じ症状で店もお休み困ってました
    金属ブラシはなかったのですが、歯ブラシなどで工夫したら直りました
    部屋も暖まり喜んでいます
    ありがとうございます!

    1. sakai より:

      キキ様

      コメントありがとうございます。
      ご参考頂けたようで何よりです。

      まだまだ寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

      酒井

  4. yama より:

    同じ症状で困っていたところこのブログ記事にたどり着きました。
    写真と同じように真鍮ブラシで磨いたところ、無事解決いたしました。
    分かりやすい記事のおかげで本当に助かりました。ありがとうございました!

    1. sakai より:

      yama様

      ご参考頂けたようで何よりです。

      同じ症状が発生している方が意外と多いことに驚きつつ、エラー頻出仲間が増えて嬉しくもあります(笑)。

      この度はご丁寧にコメントをお寄せいただき有難うございました。

      酒井

  5. アチババ より:

    去年くらいから換気エラーに悩まされていました。別の記事の説明ではわかりにくかったのですが、とてもわかりやすく私でも分解できることができました。
    悩みが解決できて、感謝しています。
    ありがとうございました‼️

    1. sakai より:

      アチババ様

      コメントありがとうございます。
      根本的な解決にはならないとは思いますが、換気エラーの出現頻度が減ることを願っております。

      酒井

  6. アタル より:

    今日、同じ症状がでたのでネットで対応を探したらこの記事を見つけました。
    昨年購入して2ヶ月も経っておらず、このクソ寒い時期に修理にだすのも嫌だなと思っていましたが、ここを見て同じ対応で復旧しました。金属ブラシはなかったので紙やすりで。
    安定して動いています。良かった!
    ありがとうございます♪

    1. sakai より:

      アタル様

      コメントありがとうございます。
      無事に復旧されたとのこと、何よりです。

      まだまだ寒い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

      酒井

  7. ちいかわかわかわ より:

    我が家のは何年使用しているのか不明ですが、まだまだ使えるます。でも昨シーズンからこの症状が出ていて、替え時なのかなあと思っていました。お正月休みで帰宅していたダンナにこの記事のことを教えてみました。外出から帰宅してみると静かなファンヒーター。この記事を見てやったようでした。簡単だったと言ってましたよ。エラー音も鳴らなくなり、新しいのを買わずに済みました。(^^)
    ありがとうございました。m(_ _)m

    1. sakai より:

      ちいかわかわかわ様

      外出から帰宅するとファンヒーターが治っているなんて、素敵な旦那様ですね。

      当方の他愛もない記事がお役に立てたようで何よりです。

      この度はコメントありがとうございました。

      酒井

  8. てふや より:

    金属ブラシがないので紙やすり(お水をつけて使うもの)で掃除したところ、なおりました。この記事に大感謝です。

  9. てふや より:

    非常にわかりやすい!金属ブラシがないので紙やすり(お水をつけて使うもの)で掃除したところ、なおりました。この記事に大感謝です。

    1. sakai より:

      てふや様

      コメントありがとうございます。
      無事に治ったとのこと、何よりです。

      シリコーン成分はまた付着するかと思いますので、定期的に掃除しつつ、ファンヒーターが長持ちすることを願っております。

      酒井

  10. EDV-9000 より:

    購入して1ヶ月も経っていないのにE02が頻発
    挙句の果て、E13も現れるようになりました
    灯油の入れ替えや給油カットでの点火を数回試みましたが、改善せず
    たどり着いたのココでした

    開けたらフレームロッドは真っ白
    手順通りに除去して磨いたら、無事復活
    原因となるシリコン関係が思い当たりませんでしたが、
    洗濯物の部屋干しと判明
    いつも柔軟剤で仕上げていたようです
    まさか柔軟剤が原因とは思いもしませんでした
    先入観は禁物ですね

    ありがとうございました

    1. sakai より:

      EDV-9000 様

      コメントありがとうございます。

      「まさか柔軟剤が原因とは思いもしませんでした」

      →おっしゃる通りですね。

      ご参考頂けたようで何よりです。

      酒井

  11. Yhaさん より:

    昨年の冬に発症し修理代金1万円なら新規購入と思い、(他社の)新品を購入。しかし、今冬また使用してみると使えそうなので使用していましたが1ヶ月ほど使用していると、再発。温度設定Loでは発症しないのですが、山間寒冷地ではLoでは12℃まで昇温出来ず。
    髪ヤスリがけに挑戦し、直りました。紙ヤスリを7mm幅の短冊に切って、巻き付け弱めに引っ張りながら角度を変えて全周にヤスリがけ。見かけは灰色の棒ですが、下に敷いたキリコ受けのティッシュの上には、黄銅色?のキリコが積もっていました。ので、ちゃんと磨けたのだと思います。

    1. sakai より:

      Yhaさん 様

      コメントありがとうございます。
      私の他にも同じような症状が出ている方が多くて驚いています。

      磨き方も皆様それぞれ工夫されているようで参考になります。

      酒井

  12. K2K より:

    有益な情報を写真入りでわかりやすく、ありがとうございました!

    当方のケースはスキーウエアのシリコン防水スプレーが原因だと思われます。
    室内でなく、外でスプレーしてしばらくして入れましたが、浮遊していたようです。
    購入後2ヶ月しか経っていないヒーターの吹き出し口が白くなっていました。

    真鍮ブラシ無かったので、クシャっと折り目を付けたアルミ箔で、センサー部を磨き、無事E02エラー解消しました。

    1. sakai より:

      K2K 様

      コメントありがとうございます。
      外で防水スプレーをして時間を置いてから室内に入れた場合でもシリコン成分が浮遊するとは!

      日々の生活においてシリコン成分を完全に無くすことは困難なので、やはり定期的にセンサー部を磨くしかないですね。

      こちらこそ、貴重な情報提供をありがとうございました。

      酒井

  13. minomusi1gou より:

    はじめまして
    当方のは09年製の同等機種ですが
    最近点火直後、消化してE13が頻発したため
    ググったらこちらにたどり着きました
    同じ原因だと思います
    今度の休みに挑戦してみます
    有益な情報ありがとうございました

    1. sakai より:

      minomusi1gou 様

      コメントありがとうございます。
      無事に復活することを願っております。

      酒井

  14. キタロウ より:

    08年製のファンヒーターが、突然「E-13」エラーで消えるようになりこのページを参考に、

    点火プラグと検知ロッドを磨いてやりました。シリコーンの皮膜は予想に反して、堅いので

    磨くには金ブラシが便利ですね。あと、溶剤ですが、アセトンを使って拭くと綺麗に取れま

    した。修理後は、念のため最初は15分ほど、屋外で試運転しました。おかげで生き返りまし

    た! 有り難うございました!  それから、、。

    こんな簡単な手入れで生き返るなんて、ダイニチの製品って良いですね。

    1. sakai より:

      キタロウ様

      コメントありがとうございます。
      「溶剤」「アセトン」と聞くと何だか危険な薬品のようなイメージでしたが、ジェルネイル等のリムーバーとして100円均一でも売っているのですね。

      貴重な情報を有難うございました。

      酒井

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