先日、13年目（6回目）の車検で入庫していたフィアット バルケッタの車検が終了したとの連絡を受けたので、早速お迎えに行ってきました。
今回は、油脂類の交換を中心とした整備と、ヒーターコアからの冷却水漏れの有無のチェックをお願いしておりました。
エンジンオイル＆オイルエレメント交換
エンジンオイルの相性については、色々と口コミが出ておりますが、こまめにオイル交換を行えば、一般的なオイルで十分だと考えていますので、いわゆる高級オイルではなく、ＢＰオイルの通常グレードのもので交換しました。
ミッションオイル交換
一般的には、ミッションオイルはエンジンオイルと比べると交換サイクルが長くなっているのですが、バルケッタはミッションが比較的弱く、私たちエム・エヌガレージが保有する個体も、2007年10月（走行58,567km）にミッションが故障し、中古良品にてASSY交換をしております。
その後は、車検の都度ミッションオイルが交換されていましたので、私たちもその整備記録を受け継いで、今回の車検時に交換をお願いした次第です。
また、2011年3月（走行86,227kn）の車検時には、ミッションケースからオイル滲みが確認され、クリーナー洗浄＆コーティングスプレーでの対処が行われています。
現時点で、オイル漏れは確認されていないのですが、念のため、今回のミッションオイル交換時に、オイル漏れを防止するオイル添加剤を入れて頂きました。
ヒーターコアからの冷却水漏れ
現時点では冷却水漏れは無いとの点検結果だったので、ひと安心なのですが、年式と走行距離などから考えて、念のため、冷却水漏れを防止する添加剤を入れて頂きました。
リアテールレンズ割れ
どうもテールレンズに水滴が入るなぁ…と思っていたら、レンズ内側に割れがあったとのこと。中古品を探しても程度はそれなりなので、シーリングで対処して頂きました。
とまぁ無事に帰ってきたバルケッタですが、車検整備後は、普段より調子が良くなった気がします。（気のせいかもしれませんが…）
このバルケッタという車種は、不人気車ゆえなのか、とにかく情報が少なくて私たちも困っているので、同じバルケッタオーナー様や購入をご検討中の方のお役に立てればとの想いから、新車から現在までの整備記録や中古車選びのポイントなども随時公開させて頂く予定です。ぜひお楽しみに。
写真：車検終了後のバルケッタ（某チェーンハンバーグレストラン駐車場にて）
写真：車検終了時走行距離 92,927km
