一人前ライダーへの道

初めての夜間走行【眠らない街 新宿歌舞伎町】


実は、相棒グースが納車されてからというもの、一度も夜間の走行をしたことがありませんでした。
特に夜間走行を避けていた訳では無いのですが、私の生活サイクルでは、夜間にバイクに乗る機会というのは中々生まれません。
そんなある日、夜のうちに練馬区の自宅兼事務所から新宿区の事務所まで資料を取りにいかなければならない用事があり、相方に頼もうかとも思ったのですが、これも良い機会だと思い、相棒グースで出動することにしました。

夜間走行の注意点

出かける前に相方が「スピードの出しすぎに気をつけてね!」と言っていたのですが、夜間走行の注意点は、周囲の暗さ対向車のヘッドライトによる「前方視界の悪さ」だけだと思っていた私は、正直ピンときませんでした。
しかし実際に夜の街を走ってみると、日中と比べて交通量が少なく、クルマの流れがスムーズなので、自分の速度感覚では然程スピードが出ていないと思っていても、ふとメーターに目をやると、思った以上にスピードが出てしまっていました。

クルマの場合には、目の前にスピードメーターがあるので、無意識のうちに速度チェックを行っているのですが、バイクの場合には、スピードメーターを見るためには、目線を落す必要があるので、自分でしっかりと意識しておかないと、速度チェックが疎かになってしまう様です。

何となく、最近少し「慣れ」てきたので、自分の速度感覚に頼ってしまっていたのかもしれませんが、今回の夜間走行で、自分の速度感覚が当てにならないこと昼夜を問わず速度チェックを習慣付ける必要があることを認識しました。

市街地(繁華街)における夜間走行

新宿区の事務所は靖国通り沿いにあるので、練馬区の自宅兼事務所からだと、新宿西口の大ガードをくぐって、歌舞伎町の真ん前を通過していくことになります。
クルマで走っているときには、あまり意識したことがなかったのですが、こういった繁華街を夜間に通過する際には、タクシーの存在が、ライダーにとってかなりの恐怖となることが分かりました。

左側車線は極力走らない様にしていても、目の前のタクシーが突然停まったり、お客さんを見つけて突然車線変更をしてきたりと、かなり怖い思いをしました。
実際に走っているタクシーだけでなく、停車中のタクシーや、タクシーを停めようとしている歩行者などにも注意を払い、視野を広く持つことが重要ですね。

田舎道における夜間走行

これは相方情報なのですが、夏の山道などでは、ライダーの一番の敵は「虫」だそうですね。
うちの相方は学生時代、「奈良県道・京都府道72号生駒精華線」という山道を使って大学にバイク通学していたのですが、カナブンクラスが直撃したり、がヘルメット内に進入したりと、ライダーにとって「虫」は天敵だと申しておりました。

虫嫌いの私としては考えたくもないですが、色々な可能性を想定して、不測の事態にも冷静に対応する心構えが大切だということですね。
ヘルメット内にが進入して、冷静でいられる自信はありませんが…。

夜のグース(事務所前にて)
写真:事務所前にて夜のグースを撮影(ブラックグースは意外と夜が似合いますね。)

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