CAR LIFE BLOG

Kawasaki ZR-7 車検整備と〝ついで〟の整備


早いもので、ZR-7が我家にやってきてから2年が経とうとしています。

軽量コンパクトな大型バイクといえども、やはり都心で普段使いするには持て余してしまうので、正直なところあまり活躍の機会はありません。

しかし、熟練されたザッパー系の最終型であるこの空冷エンジンには、まだまだ乗っていたいので、車検&整備に入庫させてきました。

ゴムは劣化するもの…

現状で特に大きな不具合はなく、元気に走ってくれているので、最低限の整備で車検を通すこともできたのですが、折角の機会なので、ゴム系の部品を中心に劣化した部分を整備して頂くことにしました。

本来は、乗り方や部品の劣化度合いに応じて、こまめにメンテナンスするのが一番良いのでしょうが、なかなか整備に出す時間も取れないので、やむなしです。

ついで、ついでの整備

クルマもバイクも〝ついで〟に整備した方が、工賃面でお得になることってありますよね。

考え方は人それぞれだとは思いますが、今回はお店の方からアドバイスを頂きながら、下記の整備をお願いすることにしました。

以前にも書きましたが、バイク整備の場合、クルマと比べると1つ1つの部品代や作業工賃の単価が安いので、負担感が少ないように感じてしまいますが「ついでに…、ついでに…」と調子に乗っていると、結構な金額になります(笑)

法定点検

通常の法定点検に加えてエンジンオイルの交換をお願いしました。
前回交換時から距離は走っていませんでしたが、相当期間経過していたため、車検の〝ついで〟にお願いすることにした次第です。

ちなみに、我らがZR-7は、2002年8月登録の車両(13年経過車両)なので、重量税がやや割増になります。

ブレーキオイル交換、Rブレーキパッド交換

ブレーキオイルは、見た目の変色はなかったのですが、少なくともこの2年は交換していなかったので、前後とも交換して頂くことにしました。

また、リアのブレーキバッドの残量が少なかったので、これも〝ついで〟に交換して頂くことにしました。

ヘッドカバー オイル漏れ

このザッパー系のエンジン、ゼファー750の前期型の頃は消耗品感覚でヘッドカバー ガスケットの交換が必要だったそうですが、メーカー側で対策が行われており、後期型やこのZR-7ではかなり改善されています。

とはいえ、15年も前のバイクなので、流石にオイルが滲んできていました。

バイク屋さん目線では急いで修理する必要はないとのことでしたが、私個人としては、滲んだオイルに埃などが付着して換気扇の油汚れみたいになるのが嫌だったので、この車検の〝ついで〟にヘッドカバーガスケットを交換して頂くことにしました。

インシュレーター

購入時からインシュレーターに亀裂があることは知っていたのですが、個人的には全然OKレベルだと思っていました。
しかしバイク屋さん曰く、ヘッドカバーのオイル滲みより、こちらのインシュレーター交換を優先すべきとのこと。
確かに、オイル滲みは汚れるだけですが、インシュレーターは亀裂から2次エアを吸ってしまう可能性がありますからね。

ヘッドカバーガスケットの交換でガソリンタンクを外す〝ついで〟にインシュレーター×4も交換して頂くことにしました。

フロントフォーク オーバーホール

昨年の夏あたりから、若干フォークオイルが滲むようになったのですが、気温が下がるにつれて症状が治まっていたので、放置しておりました。

しかし、また今年の夏には滲むようになっていたので、車検の〝ついで〟にオーバーホールして頂くことにしました。

本来は、インナーチューブも新品に交換すると良いのでしょうが、摺動部に錆はなく、まだ使えそうだと思うので、さすがに〝ついで〟にインナーチューブを交換することは見送りました。

とまぁ、すべての部品代や整備代を足し算していくと、通常車検5.5万円、ブレーキ関連1.4万円、ヘッドカバー1.5万円、インシュレーター1.7万円、Fフォーク3.3万円…と、結局クルマの車検並みの金額になりそうです。

実際に点検して頂く過程で、交換が必要な部品や修理が必要な箇所が出てくる可能性もあるので、まだまだ気は抜けず不安感はありますが、リフレッシュしたZR-7が帰ってくる日が楽しみです。♪

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