まず始めに…
「あおり運転」は、他の車両の通行を妨害し、重大な交通事故にもつながる極めて悪質で危険な行為です。
令和2(2020)年6月30日に「あおり運転」を取り締まる「妨害運転罪」が創設されました。
これにより、違反1回で免許取消処分となり、最長5年懲役刑や罰金など厳しい罰則が科されます。
で、本題です。
昨日のこと。
こんなに可愛い後ろ姿をしているにも関わらず、煽られてしまいました…。
私は運転をするとき、周りの車の様子(車種やカスタム内容、運転者の出で立ちなど)を見るのが好きで、前方不注意にならない範囲で、前を走る車や後続車などをチェックしています。
そして、ふとバックミラー(ルームミラー)を見ると…
ナンバー「・・・1」のアルファードがスリップストリームに!笑
スリップストリーム(Wikipedia)
スリップストリーム (slipstream) とは、プロペラを使用する航空機の後方に発生する後方に向いたらせん状の空気流、高速走行する物体の直後に発生する現象、もしくはスポーツ競技においてその現象を利用し直前を走行する人物・物体を抜き去る際に用いられる技術のこと。
主にモータースポーツなどのスポーツ用語として用いられ、競技やカテゴリによってはドラフト(Draft)ドラフティング(Drafting)またはトー (Tow) トーイング (Towing) ともいう。
この道は片側2車線のバス通りで、左車線には路上駐車の車両が多く見られます。
しかし、そんなことはお構いなしでオラオラしながら左から追い越そうとしてきます。。。
そして赤信号で停車したタイミングで、強引に並んできました。
ただ、この信号の先にはバス停があって、出発時間の調整のためにバスが比較的長い時間、停車しているのです。
信号が青になりました。
どうなると思いますか??
正解は…
こうなりました。
まぁ、私の方が99.9%こうなることを予測していたので、事故になる危険はありませんでしたが、それはあくまでも私側から見ているから事故リスクが無いと判断できたのであって、相手側からすると、今回の運転はムキになって一か八かで行動した結果です。
仮に私がアルファードの存在を気にかけず、青信号と同時に普通に発進して、普通に加速していたら、確実にアルファードと当たっていたことでしょう。
もちろん「あおり運転」は絶対にやってはいけないことですが、今回の問題は「あおり運転」とは別なところにあります。
もう一度、図解を使いながらアルファードの運転手の心理を考えていきましょう。
オラオラ、法定速度でチンタラ走ってんじゃねーぞコラ!(←これが「あおり運転」)
追い抜いてやろうか、ボケカス!(←これも「あおり運転」)
路駐車が邪魔だったが、青信号と同時にスタートダッシュするぜ!(←これは「危険運転」)
(たぶん、このバスの存在は冷静に見れていない)
あっ、しまった!(←このタイミングで引くことが出来れば良かったのだが…)
クソッタレ~!(←この「一か八かの行動」こそが、一番の問題点)
普段から「あおり運転」に近い運転をされている方に私の言葉が届く(響く)かは分かりませんが、運転だけに限らず、勉強もスポーツも仕事も、全て「ムキになったら負け」だと思いますよ。