一人前ライダーへの道

公道デビュー_新米女性ライダーとスズキ グース


前回の記事で我が相棒(愛車)であるスズキ グース350をご紹介させて頂きましたが、このバイクが納車されたのは、2月中旬のことでした。

「教習所の敷地内しか走ったことの無い人間が、いきなり公道を走れるものなのか…。」

という人生最大の不安を抱えて迎えた当日、取り敢えず納車引取りは相方に頼んで、交通量の少ない某団地エリアまでバイクを移動してもらい、そこで私の公道デビューが行われる運びとなりました。

いざ、グースに跨り「Fブレーキ、クラッチ、Rブレーキ、シフト…」と操作の確認を行います。

納車前までは、自分が公道をバイクで走るなんて全くイメージ出来なかったのですが、実際にこのグースに跨って、ハンドルを握り、ステップに足をかけると、不思議と走り出すイメージが湧いてきます…。

そして、いざ出陣!

シングルエンジンの心地良い振動を感じる余裕はありませんでしたが、何とか無事に「走る・曲がる・止まる」が出来ました。

他の皆様がどの様な形で公道デビューを迎えられているかは分かりませんが、私がお勧めしたいポイントが2つあります。

ポイント1:車でもバイクでも良いので、後ろから1台ついてきてもらう

私の様な低身長(153cm程です…)かつ初心者であるライダーは、信号で停止したとき、発信時にエンストしてしまったとき、右左折時に歩行者を優先すべく停止したときなど、 少しでもバランスを崩すと転倒してしまう恐れがあります。
そして、その転倒時に一番恐ろしいのは後続車の存在です。
コテッと倒れるだけでは、大きな怪我にはなりませんが、後続車と接触してしまうと、大怪我になる可能性があります。そして、「倒れるとヤバイ…」という恐怖心が冷静な判断や操作を妨げてしまい、悪循環となるのです。
私は、相方にプジョー106で後ろを走ってもらったので、安心して公道デビューを飾ることができましたが、少し慣れた今でも、ひとりで走るときには後続車に対する恐怖心は抜け切れておりません。

ポイント2:比較的短めの同じルートを何度も周回する

これは相方に勧められて行った方法です。
公道デビューのときというのは、緊張もあってバイクの操作で目一杯になっているので、道順を決める(直進か右折か左折かを選択する)という作業を取り除いてあげるだけで、ずいぶん気持ちが楽になります。
さらに、この方法だと、左折や右折で少しギクシャクしてしまったポイントがあれば、数分後には同じ曲り角を再び通ることになるので、自分なりに反省したり、考えながら走ったりすることができるのです。

以上、簡単ながら私の公道デビューのご報告でした。

公道デビュー
写真:緊張の公道デビュー風景(プジョー106の車中より)

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