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初期型SV650S 検証!一度上がってしまったバッテリーは本当に再使用不可なのか?(検索)SV400S、バイク


訳あって適正に充電されなかったSV650S君のバッテリー。

台湾ユアサの「YT12A-BS」という型番で、頭文字の「Y」が「ユアサ」を指しています。

新品で買ったばかりで、

✅電圧 13.28V

✅抵抗値 9.48mΩ

✅CCA値 339.1A

と、健康状態はバッチリでした。

しかし、訳あって

ドナドナされたことにより、新品バッテリーが数十分の走行によって完全放電してしまいました。

充電器に繋いでも、充電が開始されません。

よくよく説明書を読んでみると…

電圧が5V以下の場合、バッテリーとして認識されないようです。

これは完全にアウトだな…と思いつつも、ダメもとでパルス充電スタート。

一晩続けて、

パルス充電が無事完了。

予想外に復活を遂げたようで、

✅電圧 13.08V

✅抵抗値 10.23mΩ

✅CCA値 298.6A

と、新品時と遜色無い数値に。

さらに通常充電をして、

✅電圧 13.19V

✅抵抗値 9.58mΩ

✅CCA値 327.6A

と、新品時とほぼ同じ数値になりました。

バッテリーのサルフェーションは放電時間が長ければ長いほど発生しやすいそうなので、今回は即死からの即蘇生だったので、比較的ダメージが少なかったのかもしれません。

とは言え、ある程度は劣化してしまっているはずなので、しばらく放置して改めて数値を測定してみたいと思います。

格安BMバッテリーの話

元々使っていた格安BMバッテリーは、バッテリー本体の劣化と判断して前述の台湾ユアサ製に交換しました。

こちらは「BT12A-BS」という型番で、頭文字の「B」が「BSバッテリー」を指しています。

✅電圧 12.06V

✅抵抗値 19.27mΩ

✅CCA値 119.3A

となってしまったので、廃棄寸前だったのですが、「訳あって」のバッテリー上がりだったので、バッテリー本体は意外とまだ生きている可能性が出てきました。

あれから約2週間。

✅電圧 12.02V

✅抵抗値 20.86mΩ

✅CCA値 109.1A

と、さらに少しだけ症状が進行していました。

通常充電をしてみると…

✅電圧 13.32V

✅抵抗値 14.08mΩ

✅CCA値 230.6A

まで回復。

このバッテリーをメインで使うことは無いと思いますが、廃棄せずに緊急時の予備として事務所に置いておく分には良いかもしれませんね。

SUPER NATTOバッテリーの話

南進貿易株式会社の自社開発製品である「スーパーナット」が以前から気になっており、今回新たに購入してみました。

「ST12A-BS」という型番で、頭文字の「S」が「SUPER NATTO」を指しています。

MADE IN CHINAですが、世界のバイクメーカーで純正採用されるバッテリー工場で生産された高品質なバッテリーでありながら、非常に優れたパフォーマンスで、国産バッテリーと比べても同等のレベルのバッテリーとのこと。

初期充電を済ませて、測定してみます。

✅電圧 13.55V

✅抵抗値 12.04mΩ

✅CCA値 284.6A

やっぱりBMバッテリーやSUPER NATTOバッテリーのような格安バッテリーは、台湾ユアサやGS YUASAと比べると抵抗値が高い気がします。

という訳で、色々と比べてみましたが、一度上がって(放電)しまったバッテリーでも、直ぐにパルス充電などで対応すれば復活することもある!!

かもしれません(笑)

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