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初期型SV650S レギュレータ(レクチファイア)交換【その1】~リアカウル・テールカウルの外し方~(検索)SV400S、バイク


先日JAFにドナドナされて帰宅したSV650S君を修理します。

過去の経緯(車検での光量不足、バッテリーの劣化)や症状、そして発熱・白煙発生箇所から「レギュレータ」がパンクした可能性が高いと思われるので、早速部品を発注しました。

レギュレータ、レギュレータと言っていますが、発注した部品の正式名称は「レギュレート・レクチファイア」という長い名称で、ひと昔前は別々のパーツだった「レクチファイア」と「レギュレータ」が一体化された「整流」と「電圧制御」の役割を担う部品です。

レクチファイア

ジェネレータで発電された交流の電気は、そのままでは利用することができないので、直流にする(整流する)必要があり、この整流を担当しているのがレクチファイアです。

レギュレータ

ジェネレータからの電圧はエンジンの回転数に依存していて、エンジンの回転数が上下すれは電圧も変動するため、そのままの状態でバッテリに流す訳にはいきません。
レクチファイアは単純に整流するだけの役割で電圧変動を抑制する機能はついていないため、レギュレータがバッテリーに供給しても問題ない範囲に電流電圧を制御する役目を担っています。

ということで…

●レギュレータ不調

 ↓

●電圧不足で光量不足、バッテリー充電不足

 ↓

●レギュレータ絶不調

 ↓

●発熱により発火寸前、激白煙

 ↓

●過電流によるバッテリー、他の電装部品への影響は??

と判断し、レギュレータを交換することにした訳です。

まずはレギュレータまで到達するためにリアカウルを外す必要があるのですが、流石は不人気車だけあってネット上にはリアカウル脱着手順などの情報は殆ど出ていません(笑)

仕方がないので、まずはリアシート、サイドカバー、フロントシートを外して、あとは手探りでリアカウルを外していきます。

目視で確認できる青丸の6か所のボルト・スクリュを外しました。

タンデムグリップも外します。

SV400Sはタンデムグリップが付いていないので、ボルトだけ外すことになるのかな?と思います。

それでも外れる様子がないので、テールレンズを外して中を覗いてみたところ、

リアフェンダー裏から赤矢印の方向にスクリュで固定されていることが分かりました。
(テールレンズは確認のために外しましたが、特に外す必要はありません。)

これはリアフェンダー裏の写真ですが、赤丸のところにスクリュがあります。

外すべきスクリュ・ボルトは全て外したので、カウルを左右に広げながら左右に1箇所ずつあるグロメットゴムから外してあげるとリアカウルが外れました。

そしてお目当てのレギュレータとご対面です!

【その2】へ続きます。

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