CAR LIFE BLOG

バルケッタ フロア補修物語【第2話:診断】


さて、「第1話:プロローグ」でお話したとおり、ボディショップにご協力頂いてバルケッタのフロア錆を補修することにした訳ですが、兎にも角にも、プロの目で状態を見て頂かないことには始まりません。

ということで、診断結果を待ちます。

バルケッタ診断中

『コンコン!』

『ゴンゴン!』

『ガサガサ…』

崩れ落ちたフロア錆

え~っ!!何かが崩れ落ちてきましたよー。

『酒井さん、見てみます?』

ということで、恐る恐るジャッキアップされた下回りを覗いてみたところ…

大穴があいたフロア下回り

大穴があいていました!笑。

重要なのは原因究明です!

今回の「診断」で最も重要なのは、錆の状態がどの程度なのかということではなく「なぜ、錆びてしまったのか」という原因を究明することです。

上から水分が浸入したのか、下から水分が浸入したのか、なぜ水分が抜けなかったのか…錆が発生している箇所と湿気を帯びている箇所などから、原因を探っていきます。

そして、結論に辿り着きました。

どうやら、下回りから水分が浸入したことが原因の様です。
過去にジャッキアップポイントを誤ったであろう形跡(ダメージ)があることから、フロントタイヤの後ろ側のフロアに水の浸入口が出来てしまい、フロアとアンダーコートの隙間に水分が溜まってしまい、錆が進行したのではとのこと。

良くも悪くもこのバルケッタは、しっかりとしたアンダーコートが施されており、それが逆に水の抜け道を塞ぎ、水分を溜め込んでしまう結果となったようです。

内装をバラして室内側からアクセスしてみないことには詳しい状態までは分かりませんが、大よその状態が把握でき、原因が分かったことは、1歩前進と言って良いでしょう。

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